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☆2018年も本当にありがとうございました。 シエスタに多くの方がきていただき毎年感謝するばかりです。
一人でやっているサロンですので限界はありますが (予約等もご迷惑おかけしています)
来年も姿勢は変わらず、こつこつ続けていきます。
既存のお客様には、ぜひ周りのかたでご興味ある方にご紹介ください。
新規のお客様も受付中ですので、シエスタの技術に興味のある方は ぜひ一度受けにいらしてください。
ご予約はすべてメールで受け付けており、必ず早めにご返信いたします。 2019年もどうぞよろしくお願いいたします!

<認知症と脱水①>
今、これを読んでいます。
水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない
(講談社+α新書) 竹内孝仁

著者の竹内先生は認知症のケアでは有名なお医者様です。
その先生が長年携わってきた介護ケアや認知症研究から打ち出した理論が
●認知症の正体は脱水!
一日1500ccの水分摂取の習慣こそが認知症予防の大きな力になる
私も以前からこのフロムシエスタやサロンに来ていただくお客様に 「お水を飲んでください」「脱水はいろいろな病気の原因」と
いい続けてきていますが、 認知症は脱水が原因であれば、年をとっていなくても脱水の人は十分、
将来の<認知症予備軍>になりえますね。
お酒を飲む人、お水を飲む習慣のない人は、自ら認知症に足を踏み入れていることになります。
今回はこの本の内容をご紹介したいと思います。
認知症とは皆さんはどのように認識しているでしょうか?
認知症の初期症状(簡単なチェックテスト)
●同じ話を無意識に繰り返す ●知っている人の名前が思い出せない ●物のしまい場所を忘れる
●漢字を忘れる ●今しようとしていたことを忘れる ●器具の説明書を読むのを面倒がる
●理由もないのにきがふさぐ ●身だしなみに無関心 ●外出をしたがらない
●もの(財布など)が見当たらないことを他人のせいにする
※これらを ほとんどない・・・0点、時々ある・・・1点、頻繁にある・・・2点 で計算して 0~
8点・・・・・正常 9~13点・・・・・要注意 14~20点・・・・認知症の疑いあり だそうです!
ちなみに私は2点でした。よかった(^▽^笑)
認知症は<脳が萎縮するから治らない>
<いろいろなことが忘れちゃってひどくなっていく> ようなイメージだと思いますが
竹内先生はこの本の中で、そうではない、とおっしゃいます。
●認知症は「慢性混乱症」
認知する、ということは、通常、
●この場がどこかという「認識」 ●この場と自分の関係の「理解」 ●自分はどうするべきかという「判断」 でなりたっているそうです。
認知症といわれる人はたとえば自分の家であっても ●「ここはどこだ??」・・・認識ができない
●「自分と関係ない見知らぬ部屋だ」・・・・関係が理解できない
●「自分の家に帰りたい、帰らなければ」」・・・・正しい判断ができない
うっかりミスをしたり忘れ物をするのは、一時的誤認であり、 一過性の認知症で、誰でもあるそうですが
認知症と違うのは<一時的か継続的か>
健康な人は一時的誤認は自己修正して問題がないが 認知症は
自己修正できない・・・障害されている、物事にも障害が起きる そのため、認識も理解もできず、判断しても障害が出ることから
認知症の方は
どう対応すればいいかわからない、自分がどうしたらいいかわからない・・・と混乱してしまい、異常な行動をとってしまうのです。
今の自分の立ち居地もわからず、頭がパニック状態なのかもしれないですね。
そこに脱水が加わると
ものや出来事に対してのエネルギー(関心)が失われて
ボーっとすることが多くなり注意散漫になり、いろいろなことをできなくしまうのです。
なるほど、確かにボーっとしたり、うろうろ歩いていたり、 よくわからないことをお話しているお年寄りを見ることがありますが
上記の様な状況におかれているわけですね。
ここでお水の力がようやくでてきましたが
年取ると体の保水力が衰えるますし、のどの渇きも鈍麻になるため、脱水になりがちです。
認知症の方は 覚醒する力が(意識の明るさ)脱水によって落ちるために、
意識が眠っているような暗い状態でぼんやりとして <認知>することが無理なのです。 脱水がなくなれば、意識が覚醒し、認知できるようになるわけです!
次回はお水による認知症の改善例を挙げたいと思います。
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