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    November <体にいい食べ物って…おいしいだしのチカラ>

 
  コロナ渦から筋トレやマシンピラティスも流行りだして
シエスタのお客様も体づくりに気を使われている方が多くなりました。

その中で栄養の摂り方(食事内容)は非常に大事なのですが
よく聞くのが<タンパク質中心、糖質少なめ><野菜中心、野菜をたっぷりと>
健康に意識した、体にいい食べ物のイメージですよね。

先日、X(旧Twitter)の中で面白い記事が。
(記事お借りしました)
 

  
タンパク質の摂取量の多いことが腸管のバリア機能の低下をもたらし、
その影響は、男性に比べて女性ではよりバリア機能低下が大きいことが
明らかになりました。

ヒトでは摂取したタンパク質の最大10%が消化されずに
大腸に到達することがわかってきています。

タンパク質を摂りすぎると、加水分解されていないタンパク質
(non-hydrolysed dietary proteins)が、腸内細菌叢の組成に悪影響を与え、
その細菌由来の代謝産物が腸管バリア機能を低下させる可能性があるわけです。
普通の食生活で摂りすぎることはあまりないと思いますが、
プロテインなどを摂ってトレーニングしている方は注意が必要ですね!
 

  
なんと摂取したタンパク質が10%も未消化状態になっていると・・!

タンパク質が代謝されるときにアンモニア(毒)が出るのはご存じだと思います。

またタンパク質摂取が多い方は糖質の摂取量を
減らしている方が多いので(そして脂質も多くなる)
糖質が減ると二酸化炭素の絶対量が減るので、
タンパク質の代謝産物であるアンモニア(毒)の処理能力が低下し
蓄積します。(脳に蓄積すればアルツハイマーです)

二酸化炭素はアンモニアの処理だけでなく、
細胞内外のミネラルバランスを取り、植物油の攻撃からタンパク質を守り、
貧血やリーキーガット(腸もれ)を防止し、酸素を積極的の細胞内へ取り込みます。
ミネラルを摂っても糖質が不足すればバランスが取れません。

二酸化炭素こそ健康や美容に一番必要なのに、
産生量を減らして(=糖質を減らして)どうするのでしょうか・・・?

実は身体に気を付けている人ほど消化の悪いものを食べていることが
多かったりします。
おなかが張ったり、おならが多くなったり・・も注意!

例えば、<全粒粉、穀物、豆類、種子類、ナッツ類等、大量の野菜>は
食物繊維が多いので消化が悪く時間がかかります。

小腸に留まる時間が長くなると小腸内で細菌が繁殖しやすくなります。
また、熟していないバナナのデンプンも消化に時間がかかるので
細菌が繁殖しやすくなります。

細菌が異常繁殖してしまうと、結果としてカンジダも増殖しやすくなります。

さらに腸が冷えるようなもの(40℃以下の飲み物やアイスクリーム、
大量の生野菜、グリーンスムージー、陰性食品等)を摂ると、
腸のメッシュが弛み、大腸菌のような微生物までが吸収され
血液中に漂うことになります。

腸の粘膜(メッシュ)がくたびれて、荒くなっていれば未消化でも吸収してしまいます。
これが食物アレルギーの原因になります。
 

  
世の中的に「健康にいい、体にいい!」といわれている食べ物でも
体にどう作用するかきちんと考えないと体内で思わぬことになっていそうです。

栄養を摂っていると思っていたのに、腸もダメ、腸内細菌がたがた、
リーキーガット(腸もれ)でアレルギー発生なんて…
で、やっぱりシエスタでもおすすめしているこれです。

腸の善し悪しに関わらずタンパク質を摂れるのが【おいしいダシ】



既にペプチド化されていて1度消化が終わったような
カタチになっているのでバテた身体でも大丈夫。
そのまま腸内細菌の餌になり、絨毛の材料になり、
吸収されれば赤血球に変わります。
もちろん、アルブミンの材料です。
アルブミンは排泄作業に必要な輸送タンパク。

おいしいダシは、ホルモンの材料でもありますし、
副腎の修復にも使われます。
副腎疲弊の原因は「ストレス」。
遺伝子地図を元通りに書き換えるのはおいしいダシのペプチドが担当します

※ペプチドと云う状態は、アミノ酸(タンパク質の最小単位)が
2個から10個ほど繋がった状態の、アミノ酸に非常に近い状態で、
この分子量なら健康な腸の粘膜をそのまま通過できます。

つまり「タンパク質としての従来の特性が消え、
異物として認識されない」と云うことで、結果アレルギー反応は起こりません。

1日50~80g飲むのがおすすめ。
食事に使って、お湯で割って飲んで、ふりかけにしたり、
ファスティングしたりと、何でもできるホントに美味しい完全栄養食です。

新鮮な血液を造るためにはタンパク質(おいしいだし)が必要です。

ただ、
食品業界ではミネラルは不純物扱いなので、油でもダシでも濾し上げられるため、
このおいしいだしも<ミネラル>はふくまれていません。

そこでおいしいだしに足すミネラルを足すものとしてご紹介したいのが
こちらの<白だし>です。

 

白ダシは、大さじ1杯くらいからでも大丈夫ですが、おいしいダシに足すことで、
味が締まります。

おいしいダシは市販のダシのように塩分が添加されていなくて、
深みはありますが薄い感じがします。
そこに白ダシを加えると、味が締まり、微量ミネラルが足されることで
栄養素のバランスが最適化されます。

白ダシは、本来なら濾し上げられる不純物(微量・超微量ミネラル)を
そのまま残して作られているので、一番摂りにくい微量・超微量ミネラルを
摂ることが出来ます。

ちなみに油は本来、脂肪酸だけではなく
ミネラルを摂るためのものでもあるのですが、
無添加であっても天然であっても、またエキストラ・バージンであっても、
ミネラルが濾されてしまっている油が殆どです。
 

 
テレビ、ネット、SNSの情報だけでは実は思いがけない落とし穴があったりします。
自分の体のためにすることであれば、十分な情報や知識を持っていくと、
身体の状態もかなり上がって、結果的にはアンチエイジングにつながるのでは、
と思います。

今回の情報も、毎日の栄養の摂り方としてぜひ参考にしていただけるとうれしいです!
私は毎日、果糖とおいしいだしは大量に摂っておりますが
毎年の体の検査もかなり数値がいいですよ~。