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更年期というのは女性にも男性にもおとずれます。
人生100年時代なので昔と違い、50歳以降の生活も本当に長くなり
身体のしんどさも長い期間感じられてしまうかも・・。 ただ、自分の体の状態を理解して、若い時とは生活の仕方や考え方をかえれば
過ごしやすくなるかもしれません。
特に更年期においては以前と違って治療、お薬もいろいろと選択できるので
気持ちも楽ですよね。
更年期についての仕組みの詳細は、ネットに多く載っていますので 調べてみてください。
フロムシエスタでは私が疑問に思ったことをピンポイントで。
● まずは更年期の時期・・

閉経の前後5年(計10年間)ということで令和の閉経平均が52歳ということから
47歳くらいから57歳くらいまででしょうか? そもそも、閉経も人それぞれで早期閉経の39歳くらいの人もいれば
63歳くらいまで生理がある人もいるようです!
ただあくまでも平均値なので、40代以降は女性ホルモン値がさがってくるため その人の体の資質、環境にもよります。
このあいだに起こる、ホルモン変化による様々な不快症状を<更年期不調>
社会生活にも支障が出る場合は<更年期障害>
なんですね。更年期だからといってみんなが更年期障害になるわけでもなく、 感じやすい人と感じにくい人もいます。
自分が今どんな位置なのか数字で出したいのであれば、 婦人科でホルモン検査をして(採血)数字だと如実に表れるので
それもいいかもしれません。
●
不調が出る人と出ない人の差は??

同じ女性なのにけっこう差があるのはなぜか? そもそも生理痛がある人とない人でも差があるし、初潮の時期だって差があるので
個性、個人差でしょうね。 違いとしては ★女性ホルモンに対する感受性のちがい
★性格、気質、その人の置かれた環境、体力、ストレス耐性の違い
●更年期不調、更年期障害は遺伝するのか?
結論としては遺伝することはないそうですが 親子の体質やホルモン感受性がにていると、母親と同じような感じに
なるかもしれないですね。
●出産経験の有無と関連があるか?
これもその人のホルモンバランスの問題になるので、関係なし。
●更年期不調、更年期障害の症状は???
結構、広範囲です。 当てはまる方も多いのでは?
肩こり、腰痛、首こり、背中の痛み
手指のこわばり、変形、四十肩、五十肩、腕や足のしびれ、関節痛
めまい、耳鳴り
頭痛、片頭痛
だるさ、疲れやすさ、やる気低下、倦怠感
ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、多汗
動悸、息切れ、のどのつまり感
太る、やせる、むくむ
皮膚トラブル、目のトラブル、消化器症状
これらはみんな女性ホルモンの低下による血流の滞りや代謝の低下、
軟部組織や関節等の柔軟性低下、自律神経失調からの症状で
今までこんなことなかったという人も、変化を感じる年代が更年期というわけです。
シエスタのお客様を見てこの世代に当てはまる方の多くは それほど目立った症状は出ていないです。
更年期の症状は「自律神経失調」なので交感神経と副交感神経の バランスが崩れ、体の不調が来るのですが
帯電を外したり、温熱をかける、身体(肌)に触れてあげるだけでも、
気持ちが緩み、ピリピリした(興奮した)脳のリセットができるため
不調が行き過ぎないのではないか?と考えています。
もちろんホルモン低下からくる皮膚、筋肉組織等の変化で
関節や手足の痛みが多くなるなどは、施術でフォローしていくのですが 時間とともに改善していく場合もあります。
また、漢方薬などのお薬で体質を整えたり、痛みがあるときは ある程度の薬の服用も良しとしたほうがいいと思います。
痛みは気持ちが萎えますので。
女性はある時期(更年期終了以降)からずいぶんと体の症状が楽になって
元気になるといわれているのでそこまでの生活の質を、
いかにいい状態に持っていくかを施術でお手伝いできたらいいなと思っています。

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